経営学 その27「知識経営」
こんばんわ!
本日もお越し頂きまして、ありがとうございます。
本日は
「知識経営」
についてお話できればと存じます。
最後までお付き合い頂けると幸いです
知識経営
自社独自の知識を随時共有して創造する事
<昔>
情報伝達経路
社長→部長→課長→係長→社員
伝言ゲーム
情報が遅い上に 正しく社長の意向が伝わらない
<今>
社長←→社員
リアルタイムで社長と社員との情報が伝達できる
ITによる情報共有
1.ITによる知識蓄積の変化
① パソコン・スマートフォンなどの性能が劇的に進化
情報の蓄積・抽出・加工が簡単になった
② 通信環境が整備された
場所の制限を受けずに広範囲で利用出来るように成った
③ 情報の対象が文字→音声→画像→動画と拡大している
2.知識経営のメリット
(1) 多種多様な情報を経営に活用出来るようになった
(2) 情報の受け手を一般社員まで拡大できる様になった
役職の不要 社長←→社員
(3) 1人1人の社員を「多能工」化し易くなった
(単能工=一つの職務だけを受け持つ社員
多能工=複数の異なる作業や工程を遂行する技能を身につけた社員)
参考:真反対の時代遅れの組織 官僚制組織
官僚制組織は効率化を目指し 1人を単能工に育て その単能工を7~8人程度でまとめる役職を設置 その役職を7~8人まとめるその上の役職を設置等々で組織を創り、効率的に運用する事を目指した 一人一人に一つの仕事へ集中させる事が、能力の向上になり、各員をピラミッドで組織化する事で最効率を目指し、出来上がった官僚制組織が、一番非効率であった。
この現象を「官僚制の逆機能」と言います。
3.今後重要なこと
どの様な情報が利用可能かを 全世界視点で常に注意しておくこと。チャンスは何処にあるか分からない。
日本だけの視野では可能性は少なくなり、今後は中国や東南アジアなど高度成長が見込まれる地域等々 全世界に視野を広げ、チャンスをモノにしなければ成りません。
その為にも ITの情報環境を活かし、全世界視点で常に情報を注意し、自分たちのチャンスを見つけていく。そして、そのチャンスを兎に角直ぐやる。商品化サービス化する。速度の時代です。
速度を支えているのは情報 その情報の環境を整えたIT
ITによる進化に対応し、活用していく事は必須です。
最後までお読み頂きまして ありがとうございます
ではまた